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生活習慣病へのアプローチ
メタボリック症候群

メタボリック症候群では、肥満、特に内臓脂肪蓄積型肥満が病態の上流にあり、遺伝的背景(体質)に環境因子が加わり、危険因子の連鎖をドミノ倒しに見立てたものが「メタボリックドミノ」として表されます。メタボリック症候群の予防のためには、食事・運動療法を含めた生活習慣の改善が重要です。
健康状態を知る 当院検査
〇 血管年齢を知る→脈波検査
PWV(Pulse Wave Velocity, 脈波伝播速度) は、心臓から出て動脈を伝わっていく脈のスピードを測定する検査です。脈は波のように動脈を伝わります。血管壁が硬くなるほど、また厚くなるほど脈波は速く伝わります。血管年齢をみて、食事運動療法の一助にしましょう。
〇 体組成を知る→体組成計
体組成とは、人間の体が何でできているかを示すもののことです。人間の体は主に骨・水分・筋肉・脂肪の4成分から成っており、このような体を組織する要素のことを体組成と言います。体組成は体重やBMIよりも健康全般を予測しやすい面があり、体組成を理解することで、食事や運動習慣についてより良い判断をしましょう。
〇 骨密度を知る→骨密度検査
適度な運動は、筋肉の量や筋力を増やすだけでなく、骨の新陳代謝を活性化し骨量を維持するのに役立ちます。骨粗鬆症を生活習慣病 という視点からとらえ、転倒等による骨折を防ぎ健康寿命を保ちましょう。
〇 無呼吸を知る→終夜経皮的動脈血酸素飽和度測定、無呼吸低呼吸検査
睡眠は健康の維持および身体が正常に機能するために必 須です。質の悪い睡眠(不適切な睡眠時間・睡眠の時間帯や不眠,日中の眠気)で は,全死亡率,循環器疾患総死亡率,虚血性脳卒中死亡率と有意な関連がみられます。簡易モニターで自宅で検査できます。
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