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新型コロナウイルス感染症について

死亡・重症化のリスクと感染後の後遺症
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、流行初期と比較して重症化や死亡のリスクが変化していますが、現在も注意が必要な感染症です。多くの方は回復する一方、年齢や基礎疾患などによっては、重症化することがあります。また、感染後にさまざまな症状が長期間続くことも知られています。

 

1.新型コロナウイルス感染症の死亡・重症化リスク

新型コロナウイルス感染症は、若年者や基礎疾患のない方では軽症で経過することが多い一方、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では、肺炎や呼吸不全などを起こし、入院や重症化に至る可能性があります。
特に、次のような方は注意が必要です。
• 高齢の方
• 高血圧、糖尿病、心臓病、慢性肺疾患、腎臓病などの基礎疾患をお持ちの方
• 肥満の方
• 免疫機能が低下している方
死亡率や重症化率は、年齢、基礎疾患、流行しているウイルスの種類、ワクチン接種歴、治療状況などによって異なります。そのため、すべての方に共通する一律の死亡率で評価することはできません。
特に高齢の方や心臓・血管の病気をお持ちの方は、感染後の体調変化に注意し、症状が悪化した場合には早めに医療機関へご相談ください。


2.感染後に続く症状(罹患後症状・いわゆる後遺症)
新型コロナウイルス感染症では、急性期の症状が改善した後も、さまざまな症状が続いたり、回復後に新たな症状が現れたりすることがあります。これらは「罹患後症状」や「後遺症」と呼ばれます。
代表的な症状には、次のようなものがあります。
• 疲労感・倦怠感
• 息切れ、長引く咳
• 動悸、胸の痛み
• 記憶力や集中力の低下
• 頭痛、筋肉痛、関節痛
• 嗅覚・味覚の異常
• 睡眠障害、気分の落ち込み
こうした症状は、軽症であった方にも生じることがあり、日常生活や仕事に影響する場合があります。
世界保健機関(WHO)は、感染者の約6%に罹患後症状がみられるとの推計を示しています。
多くの方は時間の経過とともに改善しますが、症状が長引く場合には、ほかの病気が隠れていないかを含め、医療機関で相談することが大切です。

3.感染予防と早めの医療相談を
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを減らすためには、日頃からの体調管理に加え、換気、手洗い、状況に応じたマスクの着用などの感染対策が大切です。
発熱や咳、息切れなどの症状がある場合、特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、早めに医療機関へご相談ください。感染後に動悸や息切れ、強い倦怠感などが長く続く場合も、症状に応じた診察が必要です。
ご自身の健康状態に合わせた予防と早めの相談が、重症化のリスクを減らすための大切な一歩です。

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